キリスト教国の雄スペインは、カスティーリャ、アラゴン両王国の婚姻により成立した。 八世紀以来イベリア半島を支配したイスラム勢力を逐い、1492年レコンキスタを完了。 オスマン・トルコとの死闘を制した後、余勢を駆って海外へ雄飛し、世界中に広大な領土を得て 「太陽の没することなき帝国」と呼ばれ、絶頂を極めた。
人口約4,300万人。イベリア半島の大部分と諸島から成る。民族は複数民混合のスペイン人。 公用語はスペイン語。通貨はユーロ。 古くからキリスト教文化とイスラム教文化の接点として位置しており 「ヨーロッパにあってヨーロッパらしくない国」とも言われる独自の文化が存在する
気候は温暖で、平均気温は25度。日本に比べると、日夜の気温差が激しい。 新鮮な魚介類もあり、食文化は豊か。 セビリアは、フラメンコ、闘技場の地としても有名。